2週間ぶりにツアーから帰ってきました。
タケルも書いてくれているように今回は本当に過密なスケジュールの中でのツアーでした。正直ここ3年ほどツアー活動を続けてきて、今回のツアーが一番体力的にきつかったかなぁと思います。

それでも最後まで楽しく回らせていただけたのは、各地でライブを楽しみにしてくれていた皆さんのご声援と笑顔のおかげです。本当に幸せなことだなぁと思います。

さて、

高知のライブの時にオープニングアクトを引き受けてくださった吉岡利泰さんというシンガーがいます。見るからに爽やかな若いイケメンです。
 
f9e5f6eb

ほらね。
 
この吉岡さん、僕は実はお会いするのは3度目。
以前、彼の所属していたバンドが、そして前回と今回の高知のライブは彼がソロで、計3度オープニングアクトをつとめてくれています。

本当に僕なんかがこんなこと言っては生意気かもしれませんが、この吉岡さん、会うたびに歌も演奏もグレードアップしていくのです。
今回に関しては本当にすっかり彼の歌とギターと、楽曲の世界観にどっぷり浸ってしまいました。本番前なのに相当リラックスして楽しませていただきました。

素晴らしいミュージシャンです。
いつもテレビで見られるわけでも、全国でCDが買えるわけでもないけど本当に実力のある、お金を払って聴きたくなるミュージシャンです。

ここでちょっと考えてみたんですが。
現代社会で音楽を聞かないで1日生活することが可能かって考えてみました。
まぁ普通に暮らしていたら無理だと思います。街を歩けば店にも街の広場にもBGMがあふれています。テレビをつけてもネットを開いても音楽が必ず流れてくる。音楽を一切聞かないで暮らそうと思ったら社会から切り離されないと難しいんじゃないかと思います。それくらい僕らの生活の中に音楽が必需品として存在しているってことです。

で、実際どれくらいの人が普段からライブに行って生で音楽を聴く習慣があるかってことですよね。応援している人がいる、友達がやっている、好きなミュージシャンがいる、生音が好き。
色々な人がいると思いますが、実はあまり割合としては多くないのではと思います。

もったいないなぁと思うのです。
吉岡さんの歌を聴きながら、この素晴らしいシンガーの歌をこんなに近い距離で生で聴けるチャンスがあるのに、それを知らずに見逃している人がこの会場の外に広がる高知の街にたくさんいると思うと、ものすごくもったいないと思ったのです。

もちろん僕らPoCの音楽もそんな風に思ってもらえたら光栄ですが。

僕らミュージシャンっていうのは、いつだって少しでもたくさんのお客様に楽しんでいただくために磨いております。おるはずです。
そこに妥協はしていません。していないはずです。
なので何人来ていただいても大丈夫です。会場のキャパさえ超えなければ一人でも多くの人に聴いていただきたいんです。
どうせみんな音楽から逃げられない生活をしているのだから、ちゃんと本物を聴いて欲しいし、そして僕らは少しでも本物であるべく努力をしなくてはいけないと思うのです。

ひょっとしたら今日、仕事の帰りに通り過ぎた何気ないお店のドアの向こうで、あなたの心を鷲掴みにするようなシンガーが、リビングにいるかのようなお客さんとの距離で歌っていたかもしれませんよ。
弦の振動まで見えるような、そんな距離で、あなたの情熱をどうしようもないくらい掻き立てるようなギターが鳴っていたかもしれないですよ。

そんな風に思うと、「今まで自分にはそういう習慣はないから」と通り過ぎてしまってはもったいないなぁと思うのです。

あ〜もったいないなぁ。






ーーーーーー

ツアーとあまり関係ないお話になってしまいました。
少しオフをとったら今度は台湾に行ってきます。4/3に台北「A House」でのライブ。
日本からお越しになられる方は気をつけていらしてください。もしいらっしゃればですが。

帰ってきて4/12が東京でのライブです。
皆さんにはもったいないことにならないようにしていただきたいし、
僕らは皆さんにもったいないと思ってもらえるくらいのライブを作ります。

是非楽しみにしていてください。
詳細はHPより。